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14
球に対する処置:マークすること、拾い上げること、ふくこと;箇所にリプレースすること;救済エリアにドロップすること;誤所からプレーすること
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規則の解釈
14.1
球をマークすること、拾い上げること、ふくこと
14.1a
拾い上げてリプレースする球の箇所をマークしなければならない
14.1b
球を拾い上げることができる人
14.1c
球をふくこと
14.2
球をある一点にリプレースすること
14.2a
元の球をリプレースしなければならない
14.2b
球をリプレースしなければならない人とその方法
14.2c
球をリプレースする箇所
14.2d
元のライが変えられた場合に球をリプレースする場所
14.2e
球が元の箇所に止まらない場合に行うこと
14.3
救済エリアに球をドロップすること
14.3a
元の球か別の球を使うことができる
14.3b
球は正しい方法でドロップしなければならない
14.3c
正しい方法でドロップした球は救済エリアに止まらなければならない
14.3d
正しい方法でドロップした球が人によって故意に方向を変えられたり、止められた場合にすること
14.4
元の球がアウトオブプレーとなった後にプレーヤーの球がインプレーに戻る場合
14.5
球を取り替える、リプレース、ドロップ、プレースするときの誤りを訂正すること
14.5a
プレーヤーは、球をプレーする前に誤りを訂正することができる
14.5b
救済を受けるときの誤りを訂正する場合にプレーヤーが違う規則や救済の選択肢に変更することができる場合
14.5c
元の球に関連する誤りの後に行われた行動に対する罰はない
14.6
直前のストロークを行った場所から次のストロークを行うこと
14.6a
直前のストロークをティーイングエリアから行った
14.6b
直前のストロークをジェネラルエリア、ペナルティーエリア、バンカーから行った
14.6c
直前のストロークをパッティンググリーンから行った
14.7
誤所からプレーすること
14.7a
球をプレーしなければならない場所
14.7b
ストロークプレーで誤所からプレーした後にホールを終了する方法
規則 13
規則 15
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14
球に対する処置:マークすること、拾い上げること、ふくこと;箇所にリプレースすること;救済エリアにドロップすること;誤所からプレーすること
規則の目的:
規則14はプレーヤーがいつ、どのようにして止まっている球の箇所をマークし、その球を拾い上げ、ふくことができるのか、そして球を正しい場所からプレーするために、どのような方法で球をインプレーに戻すのかを扱っている。
拾い上げた球や動かした球をリプレースすることになる場合、同じ球を元の箇所に置かなければならない。
罰なしの救済、または罰ありの救済を受ける場合、取り替えた球または元の球は特定の救済エリアにドロップしなければならない。
これらの処置を使用した際の誤りは球をプレーする前であれば罰なしに訂正することができるが、プレーヤーが誤所からその球をプレーした場合、そのプレーヤーは罰を受ける。
14
球に対する処置:マークすること、拾い上げること、ふくこと;箇所にリプレースすること;救済エリアにドロップすること;誤所からプレーすること
14.1
球をマークすること、拾い上げること、ふくこと
この規則はプレーヤーの止まっている球を故意に「拾い上げる」ことに対して適用する。その「拾い上げる」は、手で拾い上げる、回す、またはその他の方法で球を元の箇所から故意に
動かす
原因となることを含め、どのような方法でも行うことができる。
14.1a
拾い上げてリプレースする球の箇所をマークしなければならない
元の箇所に
リプレース
することを要求する規則に基づいて球を拾い上げる前に、プレーヤーはその箇所を
マーク
しなければならない。そのマークの方法としては:
ボールマーカー
を球の直後や直ぐ近くに置く。
クラブを球の直後や直ぐ近くの地面の上に留めておく。
その箇所を
ボールマーカー
で
マーク
する場合、その球を
リプレース
した後、
ストローク
を行う前にプレーヤーはその
ボールマーカー
を取り除かなくてはならない。
プレーヤーがその箇所を
マーク
せずにその球を拾い上げた場合、またはその箇所を誤った方法で
マーク
した場合、またはその場所に
ボールマーカー
を置いたまま
ストローク
を行った場合、そのプレーヤーは
1罰打
を受ける。
規則に基づいて救済を受けるために球を拾い上げる場合、プレーヤーはその球を拾い上げる前にその箇所を
マーク
する必要はない。
14.1b
球を拾い上げることができる人
規則に基づいてプレーヤーの球を拾い上げることができる人:
プレーヤー。
プレーヤーが承認した人。
しかし
、そのような承認はその
ラウンド
全般に対して与えるのではなく、球を拾い上げる前にその都度与えなければならない。
例外-キャディーは承認なしにパッティンググリーンのプレーヤーの球を拾い上げることができる:
次の場合、プレーヤーの
キャディー
はプレーヤーの承認なしにそのプレーヤーの球を拾い上げることができる。
そのプレーヤーの球が
パッティンググリーンにある
。
行動や発言などからプレーヤーが規則に基づいて救済を受けると結論づけることが合理的な場合。
プレーヤーの
キャディー
が認められていないのに球を拾い上げた場合、そのプレーヤーは
1罰打
を受ける(
規則9.4
参照)。
規則25.2g
,
規則25.4a
,
規則25.5d
(特定の障がいを持つプレーヤーのために、規則14.1bは承認なしに
パッティンググリーン
のそのプレーヤーの球を拾い上げることの援助を認めるように修正される)参照。
14.1c
球をふくこと
パッティンググリーン
で拾い上げた球は常にふくことができる(
規則13.1b
参照)。
パッティンググリーン
以外の場所で拾い上げた球は、次の理由により拾い上げた場合を
除き
、常にふくことができる:
球が切れたか、ひびが入ったかを確かめるため
。ふくことは認められない (
規則4.2c(1)
参照)。
球を確認するため
。確認のために必要な程度だけふくことは認められる (
規則7.3
参照)。
球がプレーの障害となるため
。ふくことは認められない(
規則15.3b(2)
参照)。
球が救済を認められる状態にあるかどうかを確かめるため
。プレーヤーが規則に基づいて救済を受けるのでなければ、ふくことは認められない(
規則16.4
参照)。
プレーヤーがこの規則に基づいて認められていないのに球をふいた場合、
1罰打
を受け、その球を拾い上げていた場合は
リプレース
しなければならない。
規則22.2
(
フォアサム
では、
パートナー
はいずれもその
サイド
のために行動することができ、そのパートナーの行動はそのプレーヤーの行動として扱われる);
規則23.5
(フォアボールでは、
パートナー
はいずれもその
サイド
のために行動することができ、プレーヤーの球や
用具
に関係する
パートナー
の行動はプレーヤーの行動として扱われる)参照。
14.2
球をある一点にリプレースすること
この規則は球を拾い上げたり、
動かし
たりして、その後で規則がその球をある一点に
リプレース
するすべての場合に適用する。
14.2a
元の球をリプレースしなければならない
球を
リプレース
する場合は元の球を使用しなければならない。
例外-次の場合は別の球を使用することができる:
回収不能の原因がプレーヤーの故意によるものではなく、数秒以内に合理的な努力により球を取り戻すことができない場合。
元の球が切れた、ひびが入った場合(
規則4.2c
参照)。
プレーの中断後にプレーを再開する場合(
規則5.7d
参照)。
元の球が別のプレーヤーによって
誤球
としてプレーされた場合(
規則6.3c(2)
参照)。
14.2b
球をリプレースしなければならない人とその方法
(1)
球をリプレースしなければならない人
。プレーヤーの球は次の人によってのみ規則に基づいて
リプレース
しなければならない:
そのプレーヤー。
その球を拾い上げた人、またはその球を
動かす
原因となった人。
認められていない人が
リプレース
した球をプレーした場合、プレーヤーは
1罰打
を受ける。
規則25.2h
,
規則25.3c
,
規則25.4a
(特定の障がいをもつプレーヤーのために、規則14.2b(1)の修正はプレーヤーが他の人にそのプレーヤーの球をプレースしたり、
リプレース
することの一般的な許可を与えることを認める)を参照。
(2)
球をリプレースしなければならない方法
。球が要求される箇所に止まるように球を手で接地させて、手を放すことによってその球を
リプレース
しなければならない。
要求された箇所であっても、プレーヤーが間違った方法で
リプレース
した球をプレーした場合、そのプレーヤーは
1罰打
を受ける。
14.2c
球をリプレースする箇所
球は元の箇所に
リプレース
しなければならない(分からない場合は推定しなければならない)。
ただし
、
規則14.2d(2)
と
規則14.2e
に基づいて、またはそのプレーヤーが規則に基づいて救済を受けるときに、球を違う箇所に
リプレース
しなければならない場合を除く。
球が
動かせない障害物
、
不可分な物
、
境界物
、生長または付着している自然物の上、下に止まっている、または寄りかかって止まっている場合:
その球の「箇所」にはその地面からの高さを含む。
このことは、その球をそのような物の上、下、またはそのような物に寄りかかった元の箇所に
リプレース
しなければならないことを意味する。
球を拾い上げたり、
動かした
結果、または球を
リプレース
する前に
ルースインペディメント
が取り除かれた場合、そのルースインペディメントを元に戻す必要はない。
拾い上げたり、
動かした
球を
リプレース
する前に
ルースインペディメント
を取り除くことの制限については
規則15.1a
例外1参照。
14.2d
元のライが変えられた場合に球をリプレースする場所
拾い上げたり、
動かした
後に
リプレース
しなければならない球の
ライ
が変えられた場合、プレーヤーはその球を次の方法で
リプレース
しなければならない:
(1)
砂の中の球
。球が砂の中に止まっていた場合(
バンカー
の中か
コース
上のその他の場所かは問わない):
その球を元の箇所(分からない場合は推定しなければならない)(
規則14.2c
参照)に
リプレース
する場合、プレーヤーは元の
ライ
をできるだけ復元しなければならない。
その
ライ
を復元する場合、その球が砂によって被われていた場合、プレーヤーは、球のほんの一部を見えるようにしておくことができる。
プレーヤーが正しい場所からプレーしたが、この規則に違反して
ライ
を復元しなかった場合、そのプレーヤーは
一般の罰
を受ける。
(2)
砂の中以外の場所にある球
。球が砂の中以外の場所にあった場合、プレーヤーはその球を、元の
ライ
に最も近く、最も似ていて、次の要件を満たす
ライ
になっている箇所に置くことによって
リプレース
しなければならない:
元の箇所(分からない場合は推定しなければならない)(
規則14.2c
参照)から1
クラブレングス
以内。
ホール
に近づかない。
その箇所と同じ
コースエリア
。
プレーヤーが元の
ライ
が変えられたことは知っているが、その
ライ
がどのようなものであったか分からない場合、プレーヤーは元の
ライ
を推定し、(1)または(2)に基づいてその球を
リプレース
しなければならない。
例外-プレーを中断し、球を拾い上げている間に変えられたライについては
規則5.7d
参照。
14.2e
球が元の箇所に止まらない場合に行うこと
プレーヤーが球を
リプレース
しようとしても、元の箇所に止まらない場合、プレーヤーは再度試さなければならない。
球が再びその箇所に止まらない場合、プレーヤーは、その球が止まる最も近い箇所にその球を置くことによって
リプレース
しなければなりません。
しかし
、元の箇所の場所によって次の制限がある:
その箇所は
ホール
に近づいてはならない。
元の箇所がジェネラルエリア
。最も近い箇所は
ジェネラルエリア
でなければならない。
元の箇所がバンカーかペナルティーエリア
。最も近い箇所はそれぞれ同じ
バンカー
か、同じ
ペナルティーエリア
のいずれかでなければならない。
元の箇所がパッティンググリーン
。最も近い箇所はその
パッティンググリーン
か、
ジェネラルエリア
のいずれかでなければならない。
規則14.2に違反して
誤所
から球をプレーしたことに対する罰:
規則14.7a
に基づく
一般の罰
。
規則22.2
(
フォアサム
では、
パートナー
はいずれもその
サイド
のために行動することができ、その
パートナー
の行動はそのプレーヤーの行動として扱われる);
規則23.5
(
フォアボール
では、
パートナー
はいずれもその
サイド
のために行動することができ、プレーヤーの球や
用具
に関係する
パートナー
の行動はプレーヤーの行動として扱われる)参照。
14.3
救済エリアに球をドロップすること
この規則はプレーヤーが規則に基づいて救済を受けるときに球を
ドロップ
しなければならないときは常に適用する。
規則14.3c(2)
に基づいて球をプレースすることによって救済を完了しなければならないときを含む。
プレーヤーが球をドロップする前、または
ドロップ
するときに
救済エリア
を
改善
した場合、
規則8.1
参照。
14.3a
元の球か別の球を使うことができる
プレーヤーは元の球か別の球を使うことができる。
このことは、この規則に基づいてプレーヤーが球を
ドロップ
したり、プレースする都度どんな球を使用してもよいことを意味している。
14.3b
球は正しい方法でドロップしなければならない
プレーヤーは球を正しい方法で
ドロップ
しなければならず、(1)、(2)、(3)のすべての条件を満たさなければならない:
(1)
プレーヤーが球をドロップしなければならない。
ドロップ
はプレーヤー自身がしなければならない。プレーヤーの
キャディー
やその他の人はドロップすることはできない。
規則25.2h
,
規則25.3c
,
規則25.4a
(特定の障がいを持つプレーヤーのために、規則14.3b(1)の修正はプレーヤーがそのプレーヤーの球を他の人に
ドロップ
する一般的な承認を与えることができる)参照。
(2)
球は膝の高さからプレーヤーや用具に触れないように真下にドロップしなければならない。
プレーヤーは次の要件を満たすように球を膝の高さから放さなければならない:
プレーヤーが投げたり、回転をかけたり、転がしたりせずに、または球が止まることになる場所に影響を及ぼす可能性のあるその他の動きをせずに、球が真下に落下する。
球が地面に落ちる前にそのプレーヤーの体や
用具
に触れない。
「膝の高さ」とは、真っすぐ立ったときのプレーヤーの膝の高さのことである。
規則25.6b
(特定の障がいをもつプレーヤーに対する規則14.3b(2)の適用に関するガイダンスについて)参照。
図14.3b: 膝の高さからのドロップ
球は膝の高さから真っ直ぐ落ちなければならない。「膝の高さ」はプレーヤーが立った姿勢での膝の高さを意味する。しかし、球をドロップするときにプレーヤーは立った姿勢である必要はない。
(3)
球は救済エリア(または線上) にドロップしなければならない
。球は
救済エリア
に
ドロップ
しなければならない。プレーヤーはその球を
ドロップ
するとき、その
救済エリア
の中または外に立つことができる。
しかし
、後方線上の救済(
規則16.1c(2)
,
規則17.1d(2)
,
規則19.2b
,
規則19.3b
参照)を受ける場合、球をその規則で認められている区域の後方線上に
ドロップ
しなければならない。そして、その球が
ドロップ
された箇所に基づいて
救済エリア
が定められる。
(4)
間違った方法で球をドロップした場合にすること。
上記(1)、(2)または(3)の要件のどれかに違反して球を間違った方法で
ドロップ
した場合:
プレーヤーは正しい方法で再び
ドロップ
しなければならず、プレーヤーがそうしなければならない回数に制限はない。
間違った方法で
ドロップ
した球は、
規則14.3c(2)
に基づいてプレースしなければならなくなる前に行う2回の
ドロップ
にはカウントしない。
プレーヤーが再び
ドロップ
をせずに、その代わりに間違った方法で
ドロップ
した球が止まった場所から
ストローク
を行った場合:
その球を
救済エリア
からプレーした場合、プレーヤーは
1罰打
を受ける(しかし、
規則14.7a
に基づく
誤所
からのプレーはしていない場合)。
しかし、
球を
救済エリア
の外からプレーした、または
ドロップ
しなければならないのにプレースした後にプレーした場合(どこからプレーしたかにかかわらず)、プレーヤーは
一般の罰
を受ける。
14.3c
正しい方法でドロップした球は救済エリアに止まらなければならない
この規則は、
規則14.3b
に基づいて正しい方法で球を
ドロップ
した場合にだけ適用する。
(1)
球を正しい方法でドロップし、救済エリアに止まったときにプレーヤーは救済を完了したことになる
。球は
救済エリア
に止まらなければならない。
球が地面に落ちた後で止まる前に、人(そのプレーヤーを含む)、
用具
または他の
外的影響
に触れたかどうかに関係なく:
球が
救済エリア
に止まった場合、プレーヤーは救済を完了したことになり、その球をあるがままにプレーしなければならない。
球が
救済エリア
の外に止まった場合、プレーヤーは規則14.3c(2)の手続きを使用しなければならない。
いずれの場合も、正しく
ドロップ
した球が止まる前に偶然に人(そのプレーヤーを含む)、
用具
または
外的影響
に当たってもどのプレーヤーにも罰はない。
例外-正しい方法でドロップした球が止まる前に誰かによって故意に方向を変えられたり、止められた場合:
ドロップ
した球が止まる前に誰かによって故意に方向を変えられたり、止められた場合にすることについては
規則14.3d
参照。
(2)
正しい方法でドロップした球が救済エリアの外に止まった場合にすること
。球が
救済エリア
の外に止まった場合、プレーヤーは正しい方法で2回目の
ドロップ
をしなければならない。
球が再度
救済エリア
の外に止まった場合、プレーヤーは、
規則14.2b(2)
と規則
14.2e
に基づく球を
リプレース
する手続きを使用して球をプレースすることにより救済を完了しなければならない:
プレーヤーは2回目に
ドロップ
したときにその球が最初に地面に触れた箇所に球をプレースしなければならない。
プレースした球がその箇所に止まらない場合、プレーヤーはその箇所に2回目のプレースをしなければならない。
2回目にプレースした球がその箇所にまた止まらない場合、プレーヤーは規則
14.2e
に基づいて球が止まる最も近い箇所に球をプレースしなければならない。この場合、球をその
救済エリア
の外にプレースする結果となる可能性がある。
図#1 14.3c:球は救済エリア内にドロップし、その救済エリア内に止まらなければならない。
Previous
Next
図#2 14.3c: 後方線上の救済を受ける場合のドロップ
Previous
Next
14.3d
正しい方法でドロップした球が人によって故意に方向を変えられたり、止められた場合にすること
この規則に関して、次の場合に
ドロップ
した球が「故意に方向を変えられたり、止められた」ことになる:
球が地面に落ちた後に人がその動いている球に故意に触れる。
動いている球の方向を故意に変えたり、止めたりするようにプレーヤーが故意に特定の場所に配置したり、またはそのままにしておいた
用具
、その他の物、人(プレーヤーと、そのプレーヤーの
キャディー
を含む)に当たる。
救済エリア
の中か
救済エリア
の外かにかかわらず正しい方法で
ドロップ
した球が止まる前に人が故意に方向を変えたり、止めた場合:
プレーヤーは
規則14.3b
の手続きを使用して再び
ドロップ
しなければならない(故意に方向を変えられたり、止められた球は、
規則14.3c(2)
に基づいてプレースしなければならなくなる前に行う2回の
ドロップ
にはカウントしない)。
プレーヤー、またはそのプレーヤーの
キャディー
が故意に球の方向を変えたり、止めた場合、そのプレーヤーは
一般の罰
を受ける。
例外―球が救済エリアに止まる合理的な可能性がなかった場合:
正しい方法で
ドロップした
球が故意に方向を変えられたり、止められ(
救済エリア
の中か
救済エリア
の外かにかかわらず)、その球が
救済エリア
に止まる合理的な可能性がなかった場合:
どのプレーヤーにも罰はない。
ドロップ
した球は
救済エリア
の外で止まったものとして扱われ、
規則14.3c(2)
に基づいてプレースしなければならなくなる前に行う2回の
ドロップ
にカウントする。
規則14.3に違反して
誤所
から球をプレーしたこと、または
ドロップ
する代わりにプレースした球をプレーしたことに対する罰:
規則14.7a
に基づく
一般の罰
。
規則 22.2
(
フォアサム
では、
パートナー
はいずれもその
サイド
のために行動することができ、その
パートナー
の行動はそのプレーヤーの行動として扱われる);
規則23.5
(
フォアボール
ではいずれも、
パートナー
はその
サイド
のために行動することができ、プレーヤーの球や
用具
に関係する
パートナー
の行動はプレーヤーの行動として扱われる)参照。
14.4
元の球がアウトオブプレーとなった後にプレーヤーの球がインプレーに戻る場合
プレーヤーの
インプレー
の球を
コース
上から拾い上げた、または球が
紛失
や
アウトオブバウンズ
となった場合、その球はもはや
インプレー
の球ではない。
次の場合にのみ再びプレーヤーの
インプレー
の球となる:
プレーヤーが
ティーイングエリア
から元の球か別の球をプレーする。
球を
インプレー
にする意図を持って元の球か別の球を
コース
上に
リプレース
、
ドロップ
、プレースする。
どんな方法であれ球を
インプレー
にする意図を持って球を
コース
に戻した場合、次のときであっても、その球は
インプレー
となる:
規則で認められていないのに、その球を元の球に対して
取り替え
た。
(1)
誤所
に、(2)間違った方法で、(3)適用しない手続きを使用して、
リプレース
、
ドロップ
、プレースした。
リプレース
した球は、その箇所を
マーク
している
ボールマーカー
を取り除いていなかったとしても、
インプレー
となる。
14.5
球を取り替える、リプレース、ドロップ、プレースするときの誤りを訂正すること
14.5a
プレーヤーは、球をプレーする前に誤りを訂正することができる
プレーヤーが規則で認められていないのに元の球を別の球に
取り替えた
場合、またはプレーヤーの
インプレー
の球を(1)間違った方法で、(2)
誤所
に、(3)適用しない手続きを使用して、
リプレース
、
ドロップ
、プレースした場合:
そのプレーヤーは罰なしにその誤りを訂正することができる。
しかし、
この訂正が認められるのはその球をプレーする前だけである。
14.5b
救済を受けるときの誤りを訂正する場合にプレーヤーが違う規則や救済の選択肢に変更することができる場合
救済を受けるときの誤りを訂正する場合、プレーヤーは当初使用した同じ規則または救済の選択肢を使用しなければならないのか、あるいは違う規則や救済の選択肢に変更できるのかについては、その誤りの種類による:
(1)
適用される規則に基づいて球をインプレーにして正しい場所にドロップ、またはプレースしたが、規則が再度、球をドロップまたはプレースすることを要求する場合。
この誤りを訂正する場合、プレーヤーは同じ規則と同じ救済の選択肢を使用して救済を受け続けなければならない。
例えば、アンプレヤブルの球の救済を受けるためにプレーヤーはラテラル救済の選択肢(
規則19.2c
)を使用し、球を正しい
救済エリア
に
ドロップ
したが、(1)間違った方法で
ドロップ
したり(
規則14.3b
参照)、(2) ドロップした球が
救済エリア
の外側に止まった場合(
規則14.3c
参照)、その誤りを訂正するときはそのプレーヤーは
規則19.2
に基づいて救済を受け続けなければならず、その同じ救済の選択肢(
規則19.2c
に基づくラテラル救済)を使用しなければならない。
(2)
適用される規則に基づいて球をインプレーにしたが、その球を誤所にドロップ、またはプレースした場合
。
この誤りを訂正する場合、プレーヤーは同じ規則に基づいて救済を続けなければならないが、そのプレーヤーの状況に適用できるその同じ規則に基づくあらゆる救済の選択肢を使用することができる。
例えば、アンプレヤブルの球の救済を受けるためにプレーヤーはラテラル救済の選択肢(
規則19.2c
)を使用したが、要求される
救済エリア
の外側に誤って球を
ドロップ
した場合、その誤りを訂正するときは
規則19.2
に基づく救済を受け続けなければならず、この規則のいずれかの救済の選択肢を使用することができる。
(3)
適用されない規則に基づいて球をインプレーにした場合
。
この誤りを訂正する場合、プレーヤーはそのプレーヤーの状況に適用となるあらゆる規則を使用することができる。
例えば、プレーヤーが誤って
ペナルティーエリア
の中にある球に対してアンプレヤブルの球の救済(
規則19.1
は認めていない)を受けた場合、プレーヤーは、もしその球を拾い上げていたのであれば
規則9.4
に基づいてその球を
リプレース
するか、
規則17
に基づく罰ありの救済を受けるか(そのプレーヤーの状況に対して適用する規則17に基づくあらゆる救済の選択肢を使用することができる)、のいずれかによってその誤りを訂正しなければならない。
14.5c
元の球に関連する誤りの後に行われた行動に対する罰はない
プレーヤーが
規則14.5a
に基づいて誤りを訂正する場合、その誤りの後に行われ、かつ単に元の球に関連した行動に対する罰(例えば、偶然にその球を
動かした
ことに対する罰(
規則9.4b
参照)、またはその元の球に対する
ストロークに影響を及ぼす状態
を
改善
したことに対する罰(
規則8.1a
参照)はカウントしない。
しかし
、これらの同じ行動が誤りを訂正するために
インプレー
にした球にも罰を受ける場合(例えば、これらの行動が今の
インプレー
となった球に対して
ストロークに影響を及ぼす状態
を
改善
した場合)、その罰は今の
インプレー
の球に対して適用する。
例外―ドロップした球の方向を故意に変えたり、止めたことに対する罰:
ストロークプレー
で、プレーヤーが
ドロップ
した球の方向を故意に変えたり、止めたことに対し
規則14.3d
に基づいて
一般の罰
を受ける場合、そのプレーヤーが
規則14.3b
の手続きを使用して再び
ドロップ
したとしても、その罰を受ける。
14.6
直前のストロークを行った場所から次のストロークを行うこと
この規則は、プレーヤーが規則に基づいて直前の
ストローク
を行った場所から次の
ストローク
を行わなければならない、または行うことができるすべての場合(例えば、
ストロークと距離
の救済に基づいてプレーする、または
ストローク
が取り消されたり、別の規則によりカウントしないことになったストロークの後に再びプレーする)に適用する。
プレーヤーが球を
インプレー
にしなければならない方法はコース上のどのエリアで直前の
ストローク
を行ったかによる。
すべての状況下で、プレーヤーは元の球を使用するか、別の球に取り替えることができる。
14.6a
直前のストロークをティーイングエリアから行った
元の球か別の球を
規則6.2b
に基づいて
ティーイングエリア
からプレーしなければならない(球はティーアップすることができる)。
14.6b
直前のストロークをジェネラルエリア、ペナルティーエリア、バンカーから行った
元の球か別の球を次の救済エリアの中に
ドロップ
し、この
救済エリア
からプレーしなければならない(
規則14.3
参照):
基点
: 直前の
ストローク
が行われた箇所(分からない場合は推定しなければならない)。
基点から計測する救済エリアのサイズ
: 1
クラブレングス
。
しかし
、次の制限がある:
救済エリアの場所に関する制限
:
基点と同じ
コースエリア
でなければならない。
基点より
ホール
に近づいてはならない。
14.6c
直前のストロークをパッティンググリーンから行った
元の球か別の球を
規則14.2b(2)
と
規則14.2e
に基づく球を
リプレース
する手続きにより、直前の
ストローク
が行われた箇所(分からない場合は推定しなければならない)(
規則14.2
参照)にプレースしなければならない。
規則14.6に違反して
誤所
から球をプレーしたことに対する場合:
規則14.7a
に基づく
一般の罰
。
図14.6:直前のストロークを行った場所から次のストロークを行う
Previous
Next
プレーヤーが直前のストロークを行った場所から次のストロークを行うことを求められたり、認められる場合、プレーヤーがどのように球をインプレーにしなければならないかは直前のストロークを行ったコースエリアによる。
14.7
誤所からプレーすること
14.7a
球をプレーしなければならない場所
ホールをスタートした後:
プレーヤーは自分の球が止まった場所から各
ストローク
を行わなければならない。
ただし
、規則がプレーヤーに別の場所からプレーすることを要求する、または認める場合を除く(
規則9.1
参照)。
プレーヤーは
誤所
から自分の
インプレー
の球をプレーしてはならない。
規則14.7aに違反して
誤所
から球をプレーしたことに対する罰:
一般の罰
。
14.7b
ストロークプレーで誤所からプレーした後にホールを終了する方法
(1)
プレーヤーは誤所からプレーした球でホールのプレーを終わらせるのか、それとも正しい場所からプレーすることにより間違いを訂正するかを決めなければならない
。ストロークプレーでは、プレーヤーが次に何をするのかは
重大な違反
があったかどうかによる。つまり、プレーヤーが
誤所
からプレーすることによって著しい利益を得たのかどうかによる:
重大な違反がない
。プレーヤーは、誤りを訂正しないで
誤所
からプレーした球でそのホールのプレーを終わらせなければならない。
重大な違反がある
。
プレーヤーは規則に基づいて正しい所からプレーした球でそのホールのプレーを終えることによりその誤りを訂正しなければならない。
プレーヤーが別のホールを始めるための
ストローク
を行う前に、またはその
ラウンド
の最終ホールでは、そのプレーヤーの
スコア
を提出する前にその誤りを訂正しなかった場合、そのプレーヤーは
失格
となる。
違反が重大であるかどうかはっきりしない場合に行うこと
。プレーヤーは
誤所
からプレーした元の球と、規則に基づく正しい所からプレーした第 2 の球の両方でそのホールのプレーを終わらせるべきである。
(2)
2 つの球をプレーするプレーヤーは委員会に報告しなければならない
。プレーヤーが、
誤所
からのプレーが
重大な違反
かどうかはっきりせず、その誤りを訂正しようとして2 つの球をプレーすることを決めた場合:
プレーヤーは
スコアカード
を提出する前に
委員会
にその事実を報告しなければならない。
このことは両方の球が同じスコアであるとプレーヤーが思った場合や、2つの球をプレーすることを決めたプレーヤーが両方の球でそのホールを終えないことを選んだ場合にも適用する。
プレーヤーが
委員会
にその事実を報告しなかった場合、そのプレーヤーは
失格
となる。
(3)
プレーヤーが2 つの球をプレーした場合、委員会がホールのプレーヤーのスコアを裁定することになる
。そのホールのそのプレーヤーのスコアは、
誤所
から元の球をプレーしたときに
重大な違反
があったと
委員会
が裁定するかどうかによる:
重大な違反はない
。
誤所
からプレーされた元の球のスコアをカウントし、プレーヤーは
規則14.7a
に基づいて
一般の罰
を受ける(つまり、その球のスコアに
2罰打
を追加する)。
他の球でのすべての
ストローク
(行ったストロークとその球をプレーしたことによってのみ受けた罰打を含む)はカウントしない。
重大な違反がある
。
誤所
からのプレーの誤りを訂正するためにプレーした球のスコアをカウントし、プレーヤーは
規則14.7a
に基づいて
一般の罰
を受ける(つまりその球のスコアに
2罰打
を追加する)。
誤所
から元の球をプレーするときに行った
ストローク
と、その球でのさらなるストローク(行った
ストローク
と単にその球をプレーしたことに対する罰打を含む)はカウントしない。
誤りを訂正するためにプレーした球をまた
誤所
からプレーした場合:
委員会
がこれを
重大な違反
ではないと裁定した場合、プレーヤーは
規則14.7a
に基づいて
一般の罰
(さらに2罰打
)を受け、その球のスコアに追加されるのは
合計で4罰打
となる (2打は
誤所
から元の球をプレーしたことに対する罰、さらに2打は
誤所
から他の球をプレーしたことに対する罰)。
委員会
がこれを
重大な違反
と裁定した場合、そのプレーヤーは
失格
となる。
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規則 1
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ティーム競技
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