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委員会の役割
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A
一般的なプレー
B
競技会
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委員会の役割
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委員会の役割
ゴルフ規則では委員会を「競技またはコースを管理する人、またはグループ」と定義しています。委員会は正しいゴルフのプレーに不可欠です。委員会は日々のコースの運営や特定の競技会について責任があり、常にゴルフ規則を支持するやり方で行動すべきです。ゴルフ規則のオフィシャルガイドのこのパートではそうした役割を履行する際の委員会へのガイダンスを提供しています。
委員会の責務の多くは組織的な競技会を運営することに特有の事柄である一方で、一般的なプレーや日々のプレーでのコースに対する責任も委員会の重要な責務の一部です。
A
一般的なプレー
競技会が開催されていない場合であっても、カジュアルラウンドや仲間内のコンペでプレーするゴルファーがゴルフ規則に従うことができるようにしておくことは委員会にとって重要なことです。そうした種類のプレーをこの委員会の措置を通じて「一般的なプレー」と言及しています。
一般的なプレーの間、委員会の体制は競技会よりも形式ばらないものであり、多くの場合、委員会の責任は1人または複数人のコースの代表者(例えば、所属プロ、コースの支配人、コースの他の従業員)に委託されるか、そうしたコースの代表者によって請け負われることになります。委員会の責務には次の事柄を含みます:
コースが適切にマーキングされていることを確認する(
セクション2
)。
一般的なプレーのためのローカルルールを制定する(
セクション3
)。
プレーのペースと行動規範のガイドラインを制定し、施行する(
セクション4A
)。
天候や他の状態を理由にいつプレーを中断するのかを検討する(
セクション4B
)。
一般的なプレーに関する質問がある場合に、プレーヤーに規則の支援を与える(
セクション4C
)。
B
競技会
競技会を管理する場合、委員会はその競技会が規則に基づいて円滑に運営されるようにする責任がプレーの前、プレー中、そしてプレー後にあります。
委員会が利用できる人員はそのコースや開催している競技会のレベルによって異なるので、委員会は推奨されるすべての事柄を実施することができないかもしれません。そうした場合、委員会は各競技会についてすべき事柄の優先順位を決める必要があるでしょう。
競技会が始まる前の期間が円滑な競技運営を実現するために最も重要であることは間違いありません。この事前準備期間中の委員会の責務は次の事項を含むでしょう:
競技の条件を定める(
セクション5A
)。
コースマーキングを見直し、調整する(
セクション5B
)。
ローカルルールを見直し、追加のローカルルールを制定する(
セクション5C
)。
規則25を使う障がいを持つプレーヤーのための参加資格要件を決める(
セクション5D
)。
プレーヤーがコース上で練習することができるのかどうかを規定し、(できる場合に)その場所を定める(
セクション5E
)。
使用するティーイングエリアとホールロケーションを決定する(
セクション5F
)。
マッチプレーの対戦表(ドロー)やストロークプレーの組み合わせ表、そしてスタート時間を作成し、発表する(
セクション5G
)。
プレーのペースや行動規範の方針を定める(
セクション5H
と
5I
)。
プレーヤーやレフェリーに資料を用意する(
セクション5J
)。
競技会が始まったならば、委員会はプレーヤーが規則に基づいてプレーするために必要な情報を得ていること、また規則を適用する支援をすることに責任があります:
使用されるティーイングエリアやホールロケーションの場所などの他の重要な情報と同様に、プレーヤーが適用できるローカルルール、プレーのペースや行動規範の方針について認識するように情報を提供すること(
セクション6A
)。
マッチや組を時間通りにスタートさせること(
セクション6A
)。
コースを適切にセットアップ、マーキング、そして管理作業をすること(
セクション6B
)。
プレーヤーに規則の支援を与えること(
セクション6C
)。
プレーのペースの方針を施行すること(
セクション6D
)。
天候や他の状態を理由にプレーを中断すること、その後、プレーをいつ再開すべきかを決定すること(
セクション6E
)。
プレーヤーがマッチの結果を報告する場所、あるいはストロークプレーでスコアカードを提出する場所を用意すること(
セクション6F
)。
ストロークプレーでそのラウンドのすべてのスコアを認証すること(
セクション6F
)。
さらにラウンドがある場合、事前に発表されていない組とスタート時間を制定し、発表すること(
セクション6G
)。
プレーが終了したならば、委員会の責務は次の事項を含みます:
••ストロークプレーのタイの決定を行うこと(
セクション7A
)。
最終成績を正式に発表し、その競技を終了させること(
セクション7B
)。
賞を授与すること(
セクション7C
)。
競技終了後に生じる問題に対処すること(
セクション7D
)。
より探求する
セクション2
一般的なプレーのためのコースマーキング
コースをマーキングすることや必要な場合にそうしたマーキングの上塗りをすることは委員会が責任を持つ継続的な作業です。
マーキングがしっかり行われたコースはプレーヤーが規則に従ってプレーすることを可能とし、プレーヤーを困惑させないことに役立ちます。例えば、池(ペナルティーエリア)がマーキングされていない場合、プレーヤーはどのように処置してよいか分からないでしょう。
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セクション3
一般的なプレーのためのローカルルール
ローカルルールは、委員会が一般的なプレーや特定の競技会のために採用する規則の修正や追加規則です。委員会はローカルルールを採用するかどうかを決定することやそうしたローカルルールが
セクション8
に収録されている原則と矛盾しないことを確認する責任があります。委員会はスコアカードへの記載、別紙の配布物や掲示板、あるいはコースのウェブサイトなどでプレーヤーがローカルルールを確実に閲覧できるようにしておく必要があります。
一般的なプレーのために採用することができるローカルルールは次の一般的なカテゴリーに分けられます:
コースの境界と他のコースエリアを定める(
セクション8A-8D
)。
特別な救済措置を定める(
セクション8E
)。
異常なコース状態と不可分な物を定める(
セクション8F
)。
ローカルルールひな型の一覧は
セクション8
の冒頭で閲覧できます。
一般的なプレーではなく、競技会についてより一般的に採用されるローカルルールの他の種類については
セクション5C
を参照してください。
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セクション4
一般的なプレーのための追加の検討事項
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セクション5
競技前
委員会が利用できる人員はそのコースによって、あるいは運営する競技会のレベルによって異なるので、委員会は推奨されているすべての事柄を履行することはできないでしょう。そうした場合、委員会は各競技会での優先順位を決める必要があります。
競技会が始まる前の期間が円滑な競技運営を実現するための準備において最も重要であることは間違いありません。この事前準備期間中の委員会の責務は次の事項を含みます:
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セクション6
競技中
競技会が始まったならば、委員会はプレーヤーが規則に基づいてプレーするために必要な情報を得ていること、また規則を適用する支援をすることに責任があります。
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セクション7
競技後
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セクション8
ローカルルールひな型
ローカルルールは、委員会が一般的なプレーや、特定の競技のために採用する規則の修正、または追加の規則です。委員会はローカルルールを採用するかどうかを決定する、そしてローカルルールがセクション8(1)に規定されるガイドラインと一致していることを確認する責任があります。
これらのガイドラインに矛盾するローカルルールは認められず、そのようなローカルルールの下でプレーされたラウンドはゴルフ規則に基づいてプレーされたとはみなされません。
委員会がローカルルールひな型に規定されている目的に矛盾したローカルルールを採用する場合、プレーヤーがハンディキャップ目的のラウンドの認められるスコアとして提出できるのかについてハンディキャップの管理者に相談するべきです。
(1) ローカルルール制定のガイドライン
ローカルルールを制定する前に、委員会は次のガイドラインを考慮するべきです。
a. その競技やコースでは、ローカルルールにはゴルフ規則と同じステータスがあります。
b. 委員会はゴルフ規則に基づいて、コースや競技に応じた特有のニーズに合わせてローカルルールを採用するというゴルフ規則に基づく重要な権限を持っています。一方で、委員会はセクション8の目的の説明で扱われている種々の状況に対処するためにのみにローカルルールを使用するべきです。
c. ローカルルールひな型はその全文を採用することもできますし、特定の種類のローカルルールの書き方の例として役立てることもできます。しかし、委員会がコースや競技に応じた特有のニーズに合わせてローカルルールひな型の文言を変更する場合、その変更が規定されている目的と一致していることを確認する必要があります。この要件に適うローカルルールひな型の変更の例には次を含みます:
ローカルルールひな型E-4
(エアレーションホールからの救済)の使用をバーチカルカットで使用するために拡大すること。
ローカルルールひな型F-10
(動物による損傷)の使用をバンカーに拡大すること。
d. 別途規定がある場合を除き、ローカルルールの違反の罰は一般の罰となります。
e. 委員会はゴルフ規則を変えたほうが望ましいかもしれなという理由だけでゴルフ規則を無視したり、修正するローカルルールを使用してはなりません。認められないローカルルールの例には次を含みます:
不適合クラブの使用を認めること。
球の捜索時間を3分から5分に延長すること。
プレーヤーが複数のキャディーを使用することを認めること。
f.
規則1.3c(3)
は委員会がゴルフ規則と異なる方法で罰を適用する権限はないことを規定しています。したがって、委員会は罰を無視する、修正する、または適用するためにローカルルールを使用してはなりません。認められないローカルルールの例には次を含みます:
間違ったティーイングエリアからプレーしてもプレーヤーがその誤りを1分以内にストロークを行うことで訂正すれば、その罰を無視すること。
不適合クラブでストロークを行った場合の罰を失格から一般の罰に軽減すること。
プレーヤーが確認のために球を拾い上げる際に、他のプレーヤーに知らせなかったことに対して1罰打を加えること。
g. ローカルルールがローカルルールひな型に基づいている場合、委員会はそのローカルルールを解釈する際の支援をR&Aに求めることができます。しかし、委員会が独自のローカルルールを策定していた場合、そのローカルルールを解釈することはその委員会の問題となります。
h. ローカルルールを一時的な状況の理由で導入する場合、その状況がそのローカルルールの使用をもはや必要としなくなった場合はすぐに取り下げるべきです。
i. セクション8のローカルルールひな型はひな型の形式とすることを十分に正当化するほど頻繁に生じる状況や問題を扱っています。時々、規定されているひな型がなくても、ローカルルールが正当化される場合があります。その場合、委員会はそのローカルルールを明確かつ簡単な文言で規定するべきです。しかし、最も重要なことは、そのローカルルールがゴルフ規則とローカルルールひな型の目的の説明に一致しているということです。
例えば、フェアウェイのディボット跡から罰なしの救済を認めることは、
規則1
の目的の中で定められているコースをあるがままにプレーする、球をあるがままにプレーするという重要な原則に矛盾します。
委員会が、公正なプレーを妨げる地域的な異常な状態のために、これらのガイドラインでは扱っていないローカルルールが必要かもしれないと考える場合、その委員会はR&A に相談するべきです。
(2) ローカルルールの告知
委員会はスコアカード、プレーヤーへの注意事項、デジタルでの伝達方法にかかわらず、すべてのローカルルールをプレーヤーが入手できるようにするべきです。
ローカルルールのひな型全文の省略版を提供する場合(例えば、スコアカードの裏面など)、委員会はその全部を入手できるようにするべきです(例えば、掲示板やウェブサイト上で)。
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セクション9
他のプレー形式
マッチプレー、ストロークプレー、パートナーやティームのプレーの最も定着した形式は規則1~25で詳述されています。このセクションでは、代わりとなる様々なプレー形式の概要を説明しています。そうした形式で必要となる規則1~25への修正の詳細はRandA.orgで閲覧できます。
ゴルフ規則やプレーしている形式のための追加の修正でカバーされていない状況は委員会が解決すべきでしょう:
すべての事情を考慮する。
その状況を、合理的で、フェアで、類似の状況がゴルフ規則やその形式のための修正に基づいて扱われる場合と一貫性のある方法で取り扱う。
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