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7
競技後
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競技後
A

ストロークプレーのプレーオフで失格となったり、負けを認める

ストロークプレーですべてのスコアカードが提出された後、委員会は1位や他の順位のタイを決定する必要があるでしょう。委員会は事前に明記しておくべき競技の条件で説明している方法(セクション5A(6)参照)を適用してタイを決定すべきです。 決められたプレーヤー数がマッチプレーに進出するストロークプレーの予選やその競技会が後日の競技会への予選となる場合には、進出するプレーヤーを決定するためのプレーオフが行われることがあり、委員会がそうしたプレーオフを計画すべきです。
(1)
ストロークプレーのプレーオフで失格となったり、負けを認める
2人のプレーヤーで行うストロークプレーのプレーオフで、どちらか一方が失格となったり、負けを認めた場合、もう一方のプレーヤーは優勝者となるためにプレーオフホール(あるいは複数のプレーオフホール)を終える必要はありません。
(2)
ストロークプレーのプレーオフに参加しない一部のプレーヤー
3人やそれ以上の人数で行うストロークプレーのプレーオフで、プレーオフホール(あるいは複数のプレーオフホール)のプレーを終えないプレーヤーがいる場合、必要であればそうしたプレーヤーが失格となったり、棄権すると決めた順番でプレーオフの結果を決定します。
B

結果を最終的なものとする

セクション5A(7)で詳述されているように、競技会の結果がいつ、どのような方法で最終となるのかを競技の条件で明確にしておくことが委員会にとって重要です。なぜなら、このことはマッチプレーとストロークプレーの両方で、プレーが終了した後で生じた規則の問題を委員会が解決する方法に影響することになるからです(規則20参照)。 委員会は競技の条件と一致させてマッチプレーやストロークプレー競技の結果を最終とする責任を履行するべきです。例えば:
  • 委員会がマッチの結果を公式スコアボードに記録したときにそのマッチの結果が最終とみなされる場合、その委員会はできるだけ速やかにそれを実行するべきです。
  • ストロークプレー競技の結果に影響を及ぼすかもしれない規則の問題がある場合、その委員会は競技会の終了や優勝者の発表が遅れることになったとしても、そうした問題を解決すべきです。
C

賞を授与する

競技にアマチュアゴルファーが参加する場合、委員会はアマチュア資格規則に基づいて認められる賞だけをアマチュアゴルファーに授与すべきです。委員会はRandA.orgアマチュア資格規則と添付されている付属のガイダンスノートを参照すべきです。
D

競技終了後に生じた規則やスコアの問題

規則に関する問題が競技終了後に委員会に持ち込まれた場合、その解決策はその問題の性質によります。それがプレーヤーが規則に基づいて間違った処置をしたかもしれないという問題であった場合、委員会はそのプレーヤーに失格の罰を適用する必要があるかどうかを決めるために規則20.2eを参照すべきです。 その問題が委員会による運営上の誤りが理由である場合、その委員会はその誤りを訂正し、新しい成績を発表すべきです。必要であれば、委員会は間違って渡された賞を回収し、その賞を正しいプレーヤーに授与すべきでしょう。 運営上の誤りは次のことを含みます:
  • 参加資格のないプレーヤーの参加を認めた。
  • プレーヤーの合計スコアの計算を誤った。
  • プレーヤーのハンディキャップの計算を間違えた。
  • ハンディキャップの適用を間違えた。
  • 最終成績にプレーヤーを掲載しなかった。
  • 誤ったタイの決定方法を適用した。
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セクション1委員会の役割
ゴルフ規則では委員会を「競技またはコースを管理する人、またはグループ」と定義しています。委員会は正しいゴルフのプレーに不可欠です。委員会は日々のコースの運営や特定の競技会について責任があり、常にゴルフ規則を支持するやり方で行動すべきです。ゴルフ規則のオフィシャルガイドのこのパートではそうした役割を履行する際の委員会へのガイダンスを提供しています。 委員会の責務の多くは組織的な競技会を運営することに特有の事柄である一方で、一般的なプレーや日々のプレーでのコースに対する責任も委員会の重要な責務の一部です。
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