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14
球に対する処置:マークすること、拾い上げること、ふくこと;箇所にリプレースすること;救済エリアにドロップすること;誤所からプレーすること
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規則の内容を参照
14.1
球をマークすること、拾い上げること、ふくこと
14.1a/1
球を正確にマークすること
14.1c/1
拾い上げた球をふいてはならない場合にはプレーヤーは慎重にならなければならない
14.1c/2
動かされた球をふくことができる場合
14.2
球をある一点にリプレースすること
14.2b(2)/1
プレーヤーは球をリプレースしなければならないのにドロップする
14.2c/1
ほとんどの場合、球はどの向きに据えてリプレースしてもよい
14.2c/2
球をリプレースする箇所からのルースインペディメントの取り除き
14.2c/3
球をリプレースするときに、地面に押し込んではならない
14.2d(2)/1
変えられたライが「最も近く、最も似ているライ」であるかもしれない
14.2e/1
球が止まる箇所がホールに近づく場合、プレーヤーは罰ありの救済を受けなければならない
14.3
救済エリアに球をドロップすること
14.3b(2)/1
平らでない区域に膝の高さからドロップした球
14.3c/1
救済エリアはその救済エリアの中にあるすべてのものを含む
14.3c/2
Ball May Be Dropped in No Play Zone
14.3c(1)/1
ドロップした球がプレーヤーの足や用具に寄り掛かって止まった後に動いた場合にはどうすべきか
14.3c(2)/1
ブッシュを含む救済エリアに正しい方法で2回ドロップされた球をプレースする場所
14.4
元の球がアウトオブプレーとなった後にプレーヤーの球がインプレーに戻る場合
14.4/1
インプレーにする意図がなければ、プレースされた球はインプレーではない
14.4/2
テストとしてのドロップは認められない
14.5
球を取り替える、リプレース、ドロップ、プレースするときの誤りを訂正すること
14.5b(1)/1
後方線上の救済の再ドロップの場合、プレーヤーは救済エリアを変えることができる
14.5b(1)/2
再ドロップの場合、プレーヤーは救済エリアの中でドロップするコースエリアを変えることができる
14.7
誤所からプレーすること
14.7b/1
プレーすることが認められていない区域から行われた各ストロークについて、プレーヤーは罰を受ける
14.7b/2
救済を受けた状態にクラブが当たった場合、球は誤所にあったことになる
解釈 13
解釈 15
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14
球に対する処置:マークすること、拾い上げること、ふくこと;箇所にリプレースすること;救済エリアにドロップすること;誤所からプレーすること
規則の目的:
規則14はプレーヤーがいつ、どのようにして止まっている球の箇所をマークし、その球を拾い上げ、ふくことができるのか、そして球を正しい場所からプレーするために、どのような方法で球をインプレーに戻すのかを扱っている。
拾い上げた球や動かした球をリプレースすることになる場合、同じ球を元の箇所に置かなければならない。
罰なしの救済、または罰ありの救済を受ける場合、取り替えた球または元の球は特定の救済エリアにドロップしなければならない。
これらの処置を使用した際の誤りは球をプレーする前であれば罰なしに訂正することができるが、プレーヤーが誤所からその球をプレーした場合、そのプレーヤーは罰を受ける。
14
球に対する処置:マークすること、拾い上げること、ふくこと;箇所にリプレースすること;救済エリアにドロップすること;誤所からプレーすること
14.1
球をマークすること、拾い上げること、ふくこと
14.1a/1
球を正確にマークすること
規則14.1a
は、プレーヤーが拾い上げる球の箇所を十分に正確に
マーク
して、正しい箇所にその球を
リプレース
するように、「直後」や「直ぐ近く」という言葉を使っている。
球の直ぐ近くに
マーク
している限り、球の周辺のどの位置であっても
マーク
することができる。それには球の前や横に
ボールマーカー
を置くことを含む。
14.1c/1
拾い上げた球をふいてはならない場合にはプレーヤーは慎重にならなければならない
プレーヤーが
規則14.1c
に規定されている「ふくことが認められない」4つの規則のうちの一つを適用している場合、球をふく意図がなかったとしても、その行動自体が球をふく結果となる可能性があるので、プレーヤーが避けるべき行動がある。
例えば、プレーヤーが芝などの破片が貼り付いている自分の球を拾い上げ、自分のキャディーに投げ、その
キャディー
がタオルでその球を受け取った場合、芝などの破片の一部が取り除かれる可能性が高く、その球は「ふかれた」ことを意味している。同様に、プレーヤーがその球をポケットの中に入れたり、地面に落とす場合、そうした行動はその球から芝などの破片を取り除く結果となる可能性があり、その球は「ふかれた」ことを意味している。
しかしながら、拾い上げる前にきれいであることが分かっていた球を拾い上げた後でプレーヤーがそうした行動をとった場合、その球はふかれていないので、プレーヤーは罰を受けない。
14.1c/2
動かされた球をふくことができる場合
規則が
動かされた
球の
リプレース
を求めているので、その球を拾い上げた場合、その球を常にふくことができる。ただし、
規則14.1c
に規定されている4つの状況を除く。
例えば、プレーヤーの球が
動かせる障害物
に寄りかかって止まり、その球がその
障害物
を取り除くときに
動いた
場合、そのプレーヤーは元の箇所にその球を
リプレース
しなければならず(
規則15.2a(1)
)、リプレースする前にその球をふくことができる。(新)
14.2
球をある一点にリプレースすること
14.2b(2)/1
プレーヤーは球をリプレースしなければならないのにドロップする
規則がプレーヤーに球を
リプレース
することを求めているのに、プレーヤーが球を
ドロップ
した場合、その球は間違った方法で
リプレース
されたことになる。プレーヤーが間違った方法で球を
リプレース
したが、それが要求される箇所であった場合(プレーヤーが球をドロップしてその球が要求される箇所に止まったときを含む)、
規則14.5
(球を取り替える、リプレース、
ドロップ
、プレースするときの誤りを訂正すること)に基づいて誤りを訂正せずにその球をプレーしたときは、そのプレーヤーは1罰打を受ける。
しかし、プレーヤーが球を
ドロップ
して、その球が要求される箇所以外の別の場所に止まり、誤りを訂正せずにその球をプレーした場合、そのプレーヤーは
誤所
からプレーしたことについて
一般の罰
を受ける。
例えば、
ストロークプレー
で、プレーヤーは捜索中に自分の球を
動かし
、罰なしにその球を
リプレース
することが求められた。その球を元の箇所、あるいは推定箇所に
リプレース
する代わりに、プレーヤーはその箇所に球を
ドロップ
したところ、その球は跳ねて別の箇所に止まり、そのプレーヤーはその別の箇所から球をプレーした。そのプレーヤーは間違った方法で球を
リプレース
しただけでなく、
誤所
からのプレーもしたことになるが、 介在する出来事がなかったので、そのプレーヤーは2罰打だけを受ける(
規則1.3c(4)
参照)。
14.2c/1
ほとんどの場合、球はどの向きに据えてリプレースしてもよい
拾い上げた球を1箇所に
リプレース
する場合、規則はその位置だけに関心を払っている。その球の地面に対する垂直距離が変わらない限り、
リプレース
するときにその球をどの向きに据えてもよい(商標マークを特定の方向に合わせるなど)。
例えば、ふくことが認められない規則を援用しているときに、プレーヤーが自分の球を拾い上げたところ、一片の泥の塊がその球に貼り付いていた。その球を元の箇所に
リプレース
するとき、その球をどの向きに据えてもよい(邪魔になる泥がついている面を
ホール
方向に回転させるなど)。
しかしながら、プレーヤーはその球がその泥の上に載るように向きを合わせて
リプレース
することは認められない(拾い上げる前にその泥が球の下となる位置であった場合を除く)。球の「箇所」には、地面との相対的な垂直位置を含む。
14.2c/2
球をリプレースする箇所からのルースインペディメントの取り除き
規則15.1a
例外1は、プレーヤーが球を
リプレース
する前に、球が止まっているときに動かしていたらおそらくその球を
動かす
原因となっていたであろう
ルースインペディメント
を取り除いてはならないということを明確にしている。しかし、球を拾い上げているときや、その球が
リプレース
される前に
ルースインペディメント
が動くかもしれず、プレーヤーはその球を
リプレース
する前や後にその
ルースインペディメント
を元に戻す必要がない状況がある。
例えば:
プレーヤーは別のプレーヤーの障害となっていた球の拾い上げを要求され、
ジェネラルエリア
にあった自分の球を
マーク
して拾い上げた。その球を拾い上げた結果として、その球に寄り掛かっていた分離した枝が動いた。そのプレーヤーはその球を
リプレース
するときにその枝を元の位置に戻す必要はない。
プレーヤーは球が切れているかどうかを確認するために
バンカー
内の自分の球を
マーク
して拾い上げた。その球を拾い上げている間に、
ボールマーカー
のすぐ後ろにあった落葉が風で飛ばされて動いた。そのプレーヤーはその球を
リプレース
するときにその落葉を元の位置に戻す必要はない。
14.2c/3
球をリプレースするときに、地面に押し込んではならない
球を
リプレース
する場合、元の箇所に
リプレース
しなければならない。元の箇所には拾い上げたり
動かす
前にその球があった垂直距離を含む。球を
リプレース
しようとしても止まらない場合、球を地面に押し込むのではなく、そのプレーヤーは
規則14.2e
(球が元の箇所に止まらない場合に行うこと)に基づく処置に従わなければならない。
例えば、プレーヤーの球が
バンカー
の傾斜にある
動かせる障害物
に寄りかかって止まっていた。その
障害物
を取り除いたときにその球が
動いた
場合、その球を
リプレース
しなければならない。その球が元の箇所に止まらない場合、プレーヤーはその
バンカー
内でホールに近づかずに球が止まる最も近い箇所にその球を
リプレース
しなければならない。そのようにせずに、球を砂の中に押し込んだ場合、プレーヤーは
誤所
に球を
リプレース
し(
規則14.7
)、
ライ
を変えたことになるので(
規則14.2d
)、その球を拾い上げ、
規則14.2c
と
規則14.2e
に基づいて元の
ライ
に復元してからその球を
リプレース
することにより誤りを訂正しなければならない(
規則14.5b(2)
)。(新)
14.2d(2)/1
変えられたライが「最も近く、最も似ているライ」であるかもしれない
球を拾い上げたり、球が
動かされ
て
リプレース
しなければならない場合にプレーヤーの球の
ライ
が変えられたとき、その変えられた
ライ
がそのプレーヤーの元の
ライ
に最も近く、最も似ている
ライ
であるかもしれず、そのプレーヤーはその変えられた
ライ
からその球をプレーする必要があるかもしれない。
例えば、プレーヤーの球がフェアウェイのディボット跡に止まった。その球を自分の球だと思った別のプレーヤーがその球をプレーして、そのディボット跡をほんの少しだけ深くした。1
クラブレングス
以内に似たような他のディボット跡がないのであれば、元の
ライ
に最も近く、最も似ている箇所はより深くなったそのディボット跡の中の箇所となるであろう。
14.2e/1
球が止まる箇所がホールに近づく場合、プレーヤーは罰ありの救済を受けなければならない
規則14.2e
に従う場合、プレースしたときに球が止まる同じ
コースエリア
の唯一の箇所は
ホール
に近づく可能性がある。そうした状況では、プレーヤーは認められる規則に基づく罰ありの救済を受けなければならない。
プレーヤーはその箇所に球が止まるようにその球を地面に押し込むことは認められない(
詳説14.2c/3
参照)。
例えば、プレーヤーの球は
バンカー
の下り傾斜でレーキに寄り掛かって止まり、そのレーキを取り除くときにその球が
動いた
。プレーヤーは要求されるようにその球を
リプレース
しようとしたが、その球は止まらなかった。その後、そのプレーヤーは
規則14.2e
の処置に従ったが、上手くいかず、その
バンカー
内で球が止まるかどうかを試すことができる他の箇所は
ホール
に近づかない場所には存在しないことが分かった。
この場合、プレーヤーは1罰打で
ストロークと距離
(
規則19.2a
)を用いるか、2罰打でその
バンカー
の外側で後方線上の救済(
規則19.3b
)を用いるかのどちらかで、アンプレヤブルの球の救済を受けなければならない。
14.3
救済エリアに球をドロップすること
14.3b(2)/1
平らでない区域に膝の高さからドロップした球
規則14.3b(2)
と定義「ドロップ」はプレーヤーに立った位置からの膝の高さから
ドロップ
をすることを要求している。
プレーヤーが球を
ドロップ
する場所とその周辺に平らでない地面がある場合、球を
ドロップ
するときにプレーヤーが立っている場所によって、球が膝の高さから地面まで落ちる距離が異なる。
プレーヤーが球をその箇所に
ドロップ
をするために立つことができた位置での膝の高さに相当する距離を球が落ちることを条件に、その球は膝の高さから
ドロップ
されたことになる。
しかし、球は必ず空中を落ちて
ドロップ
しなければならず、プレースしてはならない。
図14.3b(2)/1 - 平らではない区域で膝の高さからドロップされた球
両方の状況でプレーヤーは膝よりも高い、または低い位置からドロップしているように見えるが、規則14.3b(2)の規定通りに膝の高さからドロップしている。
このことはプレーヤーが平らではない場所で救済を受けており、上記の輪郭線(点線)が示すように、異なった場所に立っていればその高さから球をドロップできた可能性のある場合に起き得る。
14.3c/1
救済エリアはその救済エリアの中にあるすべてのものを含む
プレーヤーの
救済エリア
には、その救済エリアの中にある丈の高い草、ブッシュ、あるいは他の生長物を含む。プレーヤーが
ドロップ
した球がその
救済エリア
の中の悪いライに止まった場合、その球は依然としてその
救済エリア
内に止まっていることになる。
例えば、プレーヤーが自分の球を正しい方法で
ドロップ
したところ、その球がその
救済エリア
の中のブッシュに引っかかって止まった。そのブッシュは
救済エリア
の一部であるので、その球は
インプレー
となり、プレーヤーは
規則14.3c
に基づいて再
ドロップ
することは認められない。
14.3c/2
Ball May Be Dropped in No Play Zone
救済規則に基づいて球を
ドロップ
するとき、
プレー禁止区域
が
救済エリア
の一部である限り、プレーヤーは球をその
プレー禁止区域
に
ドロップ
することができる。しかしながら、そのプレーヤーはその後に適用される規則に基づいて救済を受けなければならない。
例えば、プレーヤーは
ペナルティーエリア
からの救済を受け、
異常なコース状態
の中にある
プレー禁止区域
に球を
ドロップ
することができる。しかし、
ドロップ
した球が
規則17
(ペナルティーエリアからの救済)で求められている
救済エリア
の中に止まった後で、そのプレーヤーは
規則16.1f
に基づいて救済を受けなければならない。
14.3c(1)/1
ドロップした球がプレーヤーの足や用具に寄り掛かって止まった後に動いた場合にはどうすべきか
プレーヤーは正しい方法で球を
ドロップ
したが、その球は偶然にそのプレーヤーの足や
用具
(
救済エリア
をマークしていた
ティー
など)によって止められ、その
救済エリア
の中に止まった。罰はなく、そのプレーヤーは救済を受けることを完了したことになり、その球をあるがままにプレーしなければならない。
その後で、プレーヤーが足や
用具
を動かしたときにその球が
動いた
場合、そのプレーヤーは
規則9.4
によって要求されるようにその球を
リプレース
しなければならないが、その球の動きは規則に基づいて救済を受けているときの合理的な行動の結果(
規則9.4b
例外4参照-規則を適用している間のパッティンググリーン以外の場所での偶然の動き)であったので、罰を受けない。
14.3c(2)/1
ブッシュを含む救済エリアに正しい方法で2回ドロップされた球をプレースする場所
プレーヤーが
規則14.2b(2)
と
規則14.2e
を用いて球をプレースすることによって
ドロップ
の処置を完了させなければならない場合、プレーヤーの
救済エリア
には芝、ブッシュ、その他の生長物が含まれるため(
詳説14.3c/1
参照)、プレーヤーが地面以外に球をプレースすることを試みる結果となる可能性がある。
例えば、プレーヤーが
救済エリア
のブッシュの中に
ドロップ
して、
ドロップ
した球が2回ともその
救済エリア
の外側に止まった場合、
規則14.3c(2)
は、そのプレーヤーは2回目の
ドロップ
でその球が最初に地面に触れた箇所に球をプレースしなければならないと規定している。2回目の
ドロップ
でその球が最初にブッシュに触れたのであれば、「地面」にはブッシュを含むので、そのプレーヤーはその球が最初にブッシュに当たった場所にその球をプレースすることを試みなければならない。しかし、2回試みてもプレースした球がその箇所に止まらない場合、そのプレーヤーは
規則14.2e
の制限を受けて、
ホール
に近づかない、その球が止まる最も近い箇所にその球をプレースしなければならない。
14.4
元の球がアウトオブプレーとなった後にプレーヤーの球がインプレーに戻る場合
14.4/1
インプレーにする意図がなければ、プレースされた球はインプレーではない
球を地面にプレースしたり、
リプレース
する場合、その球を
インプレー
にする意図を持って地面に置いたのかどうかを決定する必要がある。
例えば、プレーヤーは
パッティンググリーン
上で、コインを球の真後ろに置いてその球の位置を
マーク
してから拾い上げ、ふいてもらうために
キャディー
に渡した。その後、その
キャディー
はプレーヤーが
ホール
の反対側からラインを読むときの援助となるように、その球をコインの真後ろ、あるいはすぐ横に置いた(その球の元の箇所に置いたのではない)。
キャディー
は
インプレー
に戻す意図を持ってその球をプレースしていなかったので、その球は
インプレー
の球ではない。
この場合、その球は
規則14.2
で要求されるように、その球を
リプレース
する意図を持って再び置かれるまで
インプレー
とはならない。球がアウトオブプレーである間にプレーヤーがその球に
ストローク
を行った場合、そのプレーヤーは
誤球
をプレーしたことになる。
14.4/2
テストとしてのドロップは認められない
規則14.3
の
ドロップ
の処置は、規則に基づいて救済を受けるときは不確実性の要素があることを意味している。
ドロップ
した球がどうなるかを事前にテストすることはゲームの精神から逸脱してしまう。
例えば、カート道路(
動かせない障害物
)からの救済を受けるとき、プレーヤーは
救済エリア
を決めたが、球が転がってその
救済エリア
の中のブッシュに止まるかもしれないことに気づいた。
インプレー
にする意図がなければ、
ドロップ
した球はインプレーにはならないことを知っていたので、そのプレーヤーは球がブッシュに転がり込むかどうかを確認するために、その
救済エリア
の片側にテストとして球を
ドロップ
した。
そうした行為はゲームの精神に反するので、
委員会
は
規則1.2a
(重大な非行)に基づいてそのプレーヤーを失格とすることが正当化される。
14.5
球を取り替える、リプレース、ドロップ、プレースするときの誤りを訂正すること
14.5b(1)/1
後方線上の救済の再ドロップの場合、プレーヤーは救済エリアを変えることができる
規則16.1c(2)
(異常なコース状態からの救済)、
規則17.1d(2)
(ペナルティーエリアからの救済)、あるいは
規則19.2b
や
規則19.3b
(アンプレヤブルの球の救済)に基づいて、後方線上の救済を用いた後でプレーヤーが2回目の
ドロップ
を要求される場合、そのプレーヤーはその関連する規則の後方線上の救済の選択肢に基づいて再
ドロップ
することが要求される。しかし、2回目の
ドロップ
をするとき、そのプレーヤーは
救済エリア
がホールに近くなったり、あるいは
ホール
から遠くなるように、その球が
ドロップ
された線上の箇所を変えることが認められる。
例えば、プレーヤーの球が
ペナルティーエリア
の中に止まり、後方線上の救済を受けることを選んだ。そのプレーヤーは球を正しい方法で
ドロップ
したが、その球はその
救済エリア
の外側に転がり出た。プレーヤーが後方線上の救済に基づいて再
ドロップ
するとき、そのプレーヤーはホールに近くなったり、あるいはホールから遠くなるような場所の線上に
ドロップ
することができ、
救済エリア
はその箇所に基づいて変わる。
14.5b(1)/2
再ドロップの場合、プレーヤーは救済エリアの中でドロップするコースエリアを変えることができる
プレーヤーの
救済エリア
が複数の
コースエリア
にまたがっていて、そのプレーヤーがその救済の選択肢に基づいて再
ドロップ
することが要求される場合、そのプレーヤーはその同じ
救済エリア
の中の別の
コースエリア
に
ドロップ
することができるが、そのことにより
規則14.3c
の適用方法は変わらない。
例えば、プレーヤーがジェネラルエリアの球に対して
規則19.2c
(ラテラル救済)に基づいてアンプレヤブルの球の救済を受けることを選んだところ、その
救済エリア
は一部が
ジェネラルエリア
で一部が
バンカー
となった。プレーヤーが
ドロップ
した球は、
救済エリア
の
バンカー
の部分に最初に触れてからその救済エリアの
ジェネラルエリア
の部分に止まった、あるいはその
救済エリア
全体(バンカーの部分とジェネラルエリアの部分の両方)の外側に止まったので、そのプレーヤーは再
ドロップ
しなければならなかった。再
ドロップ
するとき、そのプレーヤーはその
救済エリア
の
ジェネラルエリア
の部分にも球をドロップすることができる。
14.7
誤所からプレーすること
14.7b/1
プレーすることが認められていない区域から行われた各ストロークについて、プレーヤーは罰を受ける
プレーすることが認められていない区域にプレーヤーの球が止まった場合、そのプレーヤーは適切な規則に基づいて救済を受けなければならない。
ストロークプレー
では、プレーヤーがそうした区域(
プレー禁止区域
や
目的外グリーン
)からプレーした場合、そのプレーヤーはその区域からプレーした各
ストローク
について2罰打を受ける。
例えば、プレーヤーの球が
ペナルティーエリア
の中の
プレー禁止区域
に止まった。そのプレーヤーはその
プレー禁止区域
に立ち入り、その球に
ストローク
を行ったが、球は数ヤードしか動かずにその
プレー禁止区域
に留まった。そのプレーヤーはその後、その球に別の
ストローク
を行い、球はその
プレー禁止区域
の外側に止まった。
各
ストローク
をカウントし、そのプレーヤーは
プレー禁止区域
で行った各
ストローク
について、
誤所
からプレーしたことで
規則14.7
に基づいて
一般の罰
を受け、合計4罰打となる。そのプレーヤーは、
重大な違反
がなければ、
プレー禁止区域
からプレーした球でそのホールのプレーを終えることが要求される。
重大な違反
がある場合、そのプレーヤーはその誤りを訂正しなければならない(
規則14.7b
参照)。
14.7b/2
救済を受けた状態にクラブが当たった場合、球は誤所にあったことになる
プレーヤーが
異常なコース状態
による障害から救済を受ける場合、そのプレーヤーはその状態によるすべての障害からの救済を受けることが要求される。
救済エリア
に
ドロップ
された球が、プレーヤーがもしその状態がなかったら、その球が元あった箇所から行ったであろう
ストローク
に基づく状態からの何らかのタイプの障害がある場所に止まった場合、その球は
誤所
にあることになる。
例えば、プレーヤーの球がカート道路の上に止まり、そのプレーヤーは救済を受けることに決めた。そのプレーヤーはその球をカート道路からプレーしていた場合に使用していたと思われるクラブを使って、
完全な救済のニヤレストポイント
を推定した。その基点から
救済エリア
を計測した後、そのプレーヤーは球を
ドロップ
し、その球はプレーヤーが
救済エリア
の中であると思われる箇所に止まった。プレーヤーがその後でその球に
ストローク
を行ったところ、その
ストローク
の間にクラブがそのカート道路に当たった。そのカート道路はプレーヤーの意図するスイング区域にあったので、そのプレーヤーには依然として障害が生じていた。したがって、そのプレーヤーは
救済エリア
を適切に決めておらず、
誤所
からプレーしたことについて
一般の罰
を受ける。
しかしながら、そのプレーヤーが別の方向に向けてプレーする、または違うクラブでプレーすることに決めたり、
ストローク
を行っている間に足が滑って意図するスイング区域が変わったことが理由でその状態による障害が生じた場合、そのプレーヤーは
誤所
からプレーしたとはみなされない。
より探求する
解釈1
ゲーム、プレーヤーの行動、規則
解釈を表示
解釈3
競技
解釈を表示
解釈4
プレーヤーの用具
解釈を表示
解釈5
ラウンドをプレーすること
解釈を表示
解釈6
ホールをプレーすること
解釈を表示
解釈7
球の捜索:球を見つけること、確認すること
解釈を表示
解釈8
コースはあるがままにプレー
解釈を表示
解釈9
球はあるがままにプレー;止まっている球が拾い上げられる、動かされる
解釈を表示
解釈10
ストロークのための準備とストロークを行うこと;アドバイスと援助;キャディー
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解釈11
動いている球が偶然に人、動物、物に当たる;動いている球に影響を及ぼす故意の行動
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解釈12
バンカー
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解釈13
パッティンググリーン
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解釈15
ルースインペディメントと動かせる障害物(プレーの援助や障害となる球またはボールマーカーを含む)からの救済
解釈を表示
解釈16
異常なコース状態(動かせない障害物を含む)、危険な動物の状態、地面にくい込んだ球からの救済
解釈を表示
解釈17
ペナルティーエリア
解釈を表示
解釈18
ストロークと距離の救済、紛失球、アウトオブバウンズ、暫定球
解釈を表示
解釈19
アンプレヤブルの球
解釈を表示
解釈20
ラウンド中の規則問題の解決;レフェリーと委員会による裁定
解釈を表示
解釈21
個人ストロークプレーとマッチプレーの他の形式
解釈を表示
解釈22
フォアサム(通称「オルタネートショット」)
解釈を表示
解釈23
フォアボール
解釈を表示
解釈24
ティーム競技
解釈を表示